【次回展示】成田克彦 The State of Things もの派の源流ーその先へ
2026.11.21 sat - 12.12 sat
*日・月 休廊
成田克彦 NARITA Katsuhiko
Contemporary HEISでは、2027年に没後35年を迎える成田克彦(1944–1992)の展覧会「成田克彦 The State of Things ― もの派の源流、その先へ」を開催いたします。当ギャラリーでの成田の作品紹介は、2022年に開催した前田信明との二人展に続き、今回が2回目となります。
成田克彦は、1960年代後半から日本の前衛美術の最前線で活動し、「もの派」の形成期を牽引した一人です。1969年の第6回パリ青年ビエンナーレで発表した《SUMI》は、木材を炭化させることで素材そのものの存在と変容を鮮烈に提示し、大きな注目を集めました。翌1970年には、中原佑介がコミッショナーを務めた第10回日本国際美術展「人間と物質」に出品され、もの派を象徴する作品の一つとして美術史に位置づけられることとなりました。
その後、成田の芸術表現への探求は《SUMI》や「もの派」という枠組みにとどまるものではありませんでした。スパッタリング絵画やレリーフなど多様な素材と手法を用い、既存の表現形式に安住することなく、新たな造形の可能性を問い続けました。当時の美術界のみならず、教鞭を執った東京造形大学でも後進の作家たちに大きな影響を与え続けた成田は、1992年、47歳の若さでその生涯を閉じました。
本展では、1960年代後半の《SUMI》から晩年の作品までを紹介し、成田克彦の活動をあらためて見つめ直します。「もの派」の代表作家という評価にとどまらず、生涯にわたってラディカルな表現を追求し続けた一人の美術家として、その仕事の豊かさと今日的な意義を再考する機会となれば幸いです。ぜひこの機会にご高覧ください。
なお、会期中には、菅章氏(美術史家、美術評論家)と梅津元氏(批評家/キュレーター)による対談を予定しております。詳細は追って弊廊ホームページ・各種SNS等にてご案内いたします。
成田克彦は、1960年代後半から日本の前衛美術の最前線で活動し、「もの派」の形成期を牽引した一人です。1969年の第6回パリ青年ビエンナーレで発表した《SUMI》は、木材を炭化させることで素材そのものの存在と変容を鮮烈に提示し、大きな注目を集めました。翌1970年には、中原佑介がコミッショナーを務めた第10回日本国際美術展「人間と物質」に出品され、もの派を象徴する作品の一つとして美術史に位置づけられることとなりました。
その後、成田の芸術表現への探求は《SUMI》や「もの派」という枠組みにとどまるものではありませんでした。スパッタリング絵画やレリーフなど多様な素材と手法を用い、既存の表現形式に安住することなく、新たな造形の可能性を問い続けました。当時の美術界のみならず、教鞭を執った東京造形大学でも後進の作家たちに大きな影響を与え続けた成田は、1992年、47歳の若さでその生涯を閉じました。
本展では、1960年代後半の《SUMI》から晩年の作品までを紹介し、成田克彦の活動をあらためて見つめ直します。「もの派」の代表作家という評価にとどまらず、生涯にわたってラディカルな表現を追求し続けた一人の美術家として、その仕事の豊かさと今日的な意義を再考する機会となれば幸いです。ぜひこの機会にご高覧ください。
なお、会期中には、菅章氏(美術史家、美術評論家)と梅津元氏(批評家/キュレーター)による対談を予定しております。詳細は追って弊廊ホームページ・各種SNS等にてご案内いたします。